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2024.05.04 -
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組太刀と組杖

2011.12.11 - 今週の稽古
「さぁ~て、今週の稽古内容はぁ~」というと、

“組太刀&組杖”

 仙台市武道館合気道教室は、岩間スタイルの稽古方法を伝統として受け継いでいる道場でありまして、体術の他に、武器技を行ないます。合気道の技が「剣の理合」に基いているものであることからして、武器技の習得、正しい鍛錬は、合気道の技をより確かなものにしていくために、また、技の基本を確かめる上で、とても重要なものと言えるでしょう。

 この稽古方法を行なわない道場も多いですので、当道場は、数少ない道場の一つということになります。

 「組太刀と組杖」については、約2年前に、O野さんご指導による、通称『牛越橋塾』(※自分の中で通称)で、K村さんとともに特訓を受けました。夏~秋の天気の良い日に、橋の下で猛特訓。気持ちよかったし、丁寧に教えて頂いたお陰で、かなり覚えられました。O野さんには、毎週の稽古が終わった後に個人指導をして貰ってます。その個人指導があってこそ、自分の昇級・昇段や、着実な進歩が得られ、合気道の楽しみを感じられるのです。O野さんには本当に感謝しています。ありがとうございます。

 でも、今日の稽古では、組太刀、組杖の手順を忘れてしまってました。申し訳ありません。



 本日、K森さんからご指導頂いた中での自分なりに理解したポイントを紹介します。

「組太刀」において

 単なるお決まりの型をそれぞれが行なうだけでは全く意味をなさない。

 組太刀稽古の重要ポイントの一つ目が「合わせ」
 振りかぶりに合わせて振りかぶり、相手の攻撃に合わせてその攻撃をかわす等、仕太刀、打太刀相互が   要所要所のタイミングを合わせることが大切となる。

 二つ目のポイントが「体捌き」
 刀の突きを抑える動きにおいて、得てして腕と刀の動きで抑えてしまうが、これを全て「体捌き」にて行なう。
体が正しく捌かれれば、自ずと刀は体と共に必要な場所へと移動する。刀への意識よりも、脚と腰の動きに意識を払いながら対処することが大切である。

 三つ目のポイントが「重心バランス・移動」
 相手の中心を崩とともに、己が中心となり、円転の理を活かしながら相手を制する合気道にとって、己の安定は必須条件であり、重心バランスは重要なポイントであることは言うまでもない。
 これとはやや異なる観点になるが、「仕立ちが、打たんとするところを・・・」といった表現でしばしば表わされるように、前方に攻撃しようとするところを瞬時に後方へ移動しながら防御を行なう場合など、身体は一方向へ移動しながらも、重心配分は偏ることなく、移動した方向とは反対の方向へも移動できる重心バランスを常に保つことが肝要となる。
 また、刀の振り下ろしにおいては前屈・後屈の姿勢の違いは、攻撃力の違いを生み出す。
重心のバランスを維持しながらも、姿勢による違いを効果的に活かすことも重要である。


〈組太刀稽古の利点〉

 「正確さと俊敏さ」の体得

 動きの速い「刀」の対処には、正確さと俊敏さが求められる。動きのミスが即命取りに繋がるからだ。
 相手の動きに合わせることを心掛けることにより、慌てず冷静に対応することができるようになる。

 次に、「正中線」と「半身」の確認
 体術の稽古では、正中線や半身の乱れがあったとしても、それなりに相手を制することが可能であったりする。しかし、武器技の稽古においては、正中線や半身の乱れは一目瞭然であり、常に確認をしながら修正を施すことができる。

 攻守交代しながら連続稽古
 組太刀1~5は、5本毎に攻守を交代することによって、永遠に稽古を続けることが可能である。一人で稽古する時には「素振り」を、二人で稽古する場合には「組太刀」を行なうと互いに確認ができる。



「組杖」において

 「組杖」の稽古においては、武器技の稽古でありながら、体術を意識して行なう場面が多々ある。即ち、「組杖」の稽古を通して、体術のレベルアップを図ることが可能となる。
 「一重身」「突き」「体の変更」「入り身」など、「組杖」の稽古の中で「間合い」や「最短距離」を確認、体術の際には、逆に「杖」を意識しながら効果的に対処することが可能であろう。 











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久々の稽古

2011.12.11 - 今週の稽古
本当に久々、待ちに待った稽古でした。

というのも、私、約一ヶ月前に、不覚にも重い荷物を運んでいた時に、膝に無理な力が入ったらしく、内側側副靭帯損傷という事態を引き起こしてしまい、まともに稽古ができなかったのです。
暫くの間、椅子に座って、上半身だけで稽古してました。

その後、順調に回復し、捻ると痛む時もありますが、お医者さんからのお墨付きも頂き、今日は張り切って臨みました。
でも、まだやや正座が出来にくいので、皆さんが稽古内容を配慮してくれました。

師範は現在病気療養中の為(早くお元気になって下さい)、復帰されるまでの間、大人の部については、K森さんによるご指導です。

K森さんは、各種武道、格闘技、武術を独自に研究されており、基本から変化、応用まで、常にポイントを明確に示しながら教えて頂くことで、自分自身の技が確かなものになっていく感覚が味わえます。
「基本や本質を重んじるとともに、柔軟な発展性や合理性を追求していく(※あくまで私の印象です)」ような稽古が私には合っています。
まさに「武産合気」、合気道には無限の発展性・可能性があり、自らのオリジナルな技を生み出すことも可能な武道であり、きっと、この研究にハマると合気道ファン、合気道マニアになっていくのでしょうね。
まだまだ基本も不十分で、手順すら疎覚えの私でも、自分なりのこだわりはありますよぉ~。









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クリスマスプレゼント!!!

2011.12.24 - 今週の稽古
さて、今日は12月最後の稽古となり、“稽古納めの日”となりました。
「あっという間で今年も終わりっ」という感じでしたが、
震災もあったためか、「今年は本当に多くのことがあったなぁ」という気持ちです。

改めて東日本大震災で犠牲になられた多くの方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
今なお、不自由な生活を余儀なくされておられます方々に、心よりお見舞い申し上げます。

震災といえば、皆が不自由な生活をしている中、

我が道場のT橋君は、震災後いち早く、方々から集めた救援物資を
ワゴン車にいっぱい積み込んで、
救援の手が届かない石巻の漁村を日々回ってましたねぇー。
本当にその実行力には感心しました。
漁師の方からお礼に頂いた海産物を私の家に届けてもくれました。

私も、震災後、多賀城や七郷の避難所にボランティアに出掛けました。
・・・が、僅かばかりの救援物資を携えて、向かった先でお手伝いできることは、
避難所の清掃と交通整理くらい。

その上「炊き出しのうどんを食べてって」とお気遣いを頂いて、励ますつもりが逆に励まされる始末。
自分自身の無力感とともに、「何やってんだろう」という自責の念。
T橋君の動きは、まるでテレビや映画のようなヒーローのようでしたね。
ガソリンスタンドの情報もありがとうでした。

震災後は、合気道教室の皆さんご無事で再会できて本当によかった。

大変な一年でしたが、来年も張り切って行きましょう!

さて、本日の稽古は、
まずは、少年の部から。

少年の部は、今や大人の部より多いかな。
どんどん増えてきてますね。

私は、初心者に基本的なことを指導しています。
子供たちって、本当に習得も成長も実に速い。
教えながら、自分自身も勉強になっています。
お父さん、お母さん方も大変熱心で、少年の部は活気溢れる雰囲気です。



大人の部では、稽古前に、 O野さんとともに「31の杖の合わせ」の確認を行ないました。
お陰さまで記憶の断片が繋がりました。
やっぱり、毎週稽古してないとダメですね。忘れちゃって。

稽古では、S子さんの指導による太刀の稽古。
これもまた毎日素振りをしてないとダメかも。
自分は、体捌きも、木剣の振りも何かイマイチ。
しっかりやらなきゃ。

K森さんからは、合気道の技は、「一つの基本であらゆる場面に対応・変化できる」という点で、
他の武道とは異なる特徴をもつということで、

「小手返し」を、様々なシチュエーションで、基本に忠実に且つ合理的に活用する方法を教えて頂きました。

あと、本日はクリスマスということで、K森さんサンタから、“クリスマスプレゼント”として、
武器を使った、秘密の技を教えてもらいました(内容をお知りになりたい方は是非入門を!)。

とっても勉強になりました。ありがとうございました。

あと、道場からの帰り道、北仙台では、毎年気合いの入った“クリスマスイルミネーション”が見られるんですよねぇ~。
是非来てみて、実物をご覧あれ!毎年グレードアップ!






















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2012年!! 初稽古!! ~子供の部~

2012.01.08 - 今週の稽古
謹賀新年

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆さんにとって幸せの多い年でありますように…。

さあ、いよいよ始まりました。  仙台市武道館合気道教室 in 2012

今年も、「少年の部」の元気の良い掛け声から稽古始めとなりました。
太刀の基本の素振りの際などは、子供達の「いぃーちっ! にぃーっ! さぁーんっ! ・・・」
という 大きな掛け声  を聞く度に、元気をもらえるし、初心に立ち返ることができます。

素直な心で、一所懸命、全力で取り組むこのような姿勢を体得する者は、
きっと何事をも成就させていくのでしょうね。

ちなみに、合気道をされている方には、実に優秀な方が多いですね。

合気道では、心と身体のみならず、頭脳も鍛えられるのかもしれません。

合理性やバランス、身体のメカニズムや力学的な要素に加え、歴史的な背景を踏まえながら
技を考え、また実際の稽古では、相手との体格違いや、間合い、立ち位置のみならず、
互いに相手の体調や心持ちにも気を配りながら稽古します。

あくまで主観ですが、しっかりとした合気道をされている方々は、穏和な人柄で、探究心が強く、
物事を冷静に判断、解決されているように感じられます。
少年の部においても、自分が疑問に思う点について、その場で質問したり、
自分なりに繰り返し練習を重ねる子は成長著しいですね。

きっと、このような習慣が身体に染み付き、実生活にも活かされるようになることで、
学校の勉強や受験などにも相乗効果が得られるのでしょうね。

本当に皆さん優秀ですよね。










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新しい仲間が増えました

2012.05.12 - 今週の稽古
成人の部に、新しい仲間が4人(男性3名、女性1名)も増えましたぁ

内2名の方は、全くの初心者とのことです。
他の2名の方の内、1名が空手経験者。1名が柔道経験者だそうです。
機会を見つけて、空手や柔道を教えて頂きたいと思っております。宜しくお願い致します

皆さん熱心で、
「仙台市武道館合気道教室」
ますます盛り上がってきましたぁー

合気道は、他の武道と比べてやや技が多いところがあり、
覚えるのに苦労し、途中で諦めてしまう人もいるように聞きます。

仙台市武道館合気道教室では、

初心者と上級者は、分かれて稽古する体制になっており、
また、有段者が、段階的なカリキュラムに沿って、
それぞれの技のポイントを説明しながら、丁寧に指導しております。

だから、きっと合気道の楽しさと無限の広がりの世界を感じることができると思います。










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